生活リズムが変わり、「夜に寝られないほどの肩の激痛に悩まされて…」

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男性Mさん 42歳自営業 治療期間6ヵ月

Mさんは設計のお仕事をされていて、もともと冬前から春先にかけて、原因不明の右肩の痛みと右腕のしびれが続いていましたが、生活リズムが一変し、夜も寝られないほど肩の激痛が起き始めました。

整形外科ではマッサージを受け、処方された痛み止めを服用し、自宅ではマッサージチェアを使用していました。

Mさんは、もともと肩こりがあり、痛み止めを飲み続け、何とか生活をしていました。

そんな中、3ヵ月前にお母さんを亡くされ、また1ヵ月前にはお姉さんが交通事故で入院され、そのため甥っ子さんの学校や少年サッカーの送り迎えを代わってすることになり、生活のリズムがかなり変化していたのです。

その後、ペインクリニックに3回ほど通われましたが、通常の痛み止めでは効かず、強い薬を打つと副作用で呼吸が苦しくなる状態でした。

背中側が強く張っていたため、当院での治療は胸側の顎、首、腕の筋繊維の調整と、脳神経のエラーを整えることにしました。

マッサージチェアは人によっては強すぎたり、使用時間により体を痛めることがあるため、一時的に使用は控えてもらいました。

Mさんの痛みの原因は、もともとの猫背姿勢からの肩こりが気温差で悪化し、心労やストレスが重なり、自律神経の乱れが慢性化したため、痛みが増幅されたと考えられます。

そのため、猫背姿勢をつくらないように、お仕事で机に向かう際は、長時間同じ姿勢を続けないように、こまめに休憩をとるようお願いしました。

その後の経過ですが、半年で痛みやしびれはなくなり、毎年繰り返されていた肩から腕の痛みも出なくなりました。

今はワンちゃんを飼って、毎日の散歩が日課となっています。

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