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女性Yさん 50歳公務員 治療期間6ヵ月
Yさんは8ヵ月前に車に追突されて、右の股関節から膝までしびれが出て、歩くのが辛い状態になりました。
整形外科では、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、半年ほどリハビリ治療をしましたが改善せず、それから整体や鍼治療などを受けましたが、症状はあまり変わりませんでした。
しびれが一生続くのではないかという不安と、この先歩けなくなるのではないかという不安をもって来院されました。
当院では、首、背骨、骨盤、足指などのゆがみを整える施術と、脳からの体への神経の流れを整える治療をしました。
冷え、むくみ、肩こり、膝痛、腰痛などの症状もありましたので、日常では鎮痛効果や精神安定につながるトリプトファン(必須アミノ酸)の摂取などの食事指導と、睡眠の質(成長ホルモン活性)を向上させるために、夜10時には就寝するようにアドバイスをしました。
その後、週1回の治療を3ヵ月ほど続けてもらい、しびれは軽くなり、30分以上歩けるようになりました。
Yさんは、しびれ以外の症状として、20代後半に白血病(骨髄移植)と脳腫瘍(開頭摘出)を経験されていて、その後遺症かはわかりませんが、月に一度起きる「やる気スイッチ」が切れた状態(ただ横になっているしかない状態)になります。
病院では原因不明と言われました。
しかし、当院に来られて半年ほど経った頃から、その症状は少なくなり、最近では2ヵ月以上も症状が起きなくなっています。それにはご本人も私も驚いています。
今は自転車で月1回の通院をされ、好きなウォーキングを楽しんでいます。