以前、登山をしたとき、帰り道の途中で道に迷い、気づいたら山道から外れてしまい、不安でストレスが“MAX状態”になったことがありました。
何とか山道に出ようと、必死に歩き回っているうちに、日も暮れてきて体力も限界でヘトヘトに…
そんな中、下山できそうな山道が見つかったとき、一気にストレスから解放された“あの安堵感”を今でも鮮明に覚えています。
そして、下山後に、駐車場にポツンと、停まっているマイカーを見たとき、私を待っててくれたのかと、とても愛おしくなりました。
さらに、車を走らせ、コンビニの明かりを見つけたときは、何ともいえない“日常の暖かさ”を痛感しました。
ストレスは、ときに、体を疲労させ、心を絶望へと向かわせます。
しかし、そのストレスから解放されたとき、何ともいえない“幸福感”を味わえます。
だからこそ、人はストレスを感じながらも、目標の達成のために歩み続けられるのだと思います。
人はこのように、ストレスとうまく付き合いながら、心が揺れ動き、日々生かされているのだなと思います。
私にとって山は、現実と非現実の境をさまよっているような不思議な空間で、独特な緊張感が味わえる場所です。
そして、危機管理のための事前準備の大切さと、とっさに危機に対する判断を迫られる精神修行の場所です。
皆さんもストレス耐性を強くするためにぜひ山に登ってみてください。
最悪のケースを想定した万全の危機管理の準備は忘れずに!