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) $> 腹式呼吸で心も体も整う!
肺式呼吸は、走るときや激しいスポーツをするときの呼吸で「浅く速い呼吸」です。肺は肋骨に囲まれているため、思ったより酸素の取り込む量は少ないのです。

これに対して、腹式呼吸は、横隔膜が上下に移動するため、肺が縦に広がりたくさんの酸素が取り込めます。

その結果、「深く長い呼吸」ができ、心と体を同時にリラックスさせることができます。

マッサージや指圧は、体の表面近くしかほぐせませんが、「腹式呼吸」は内臓や内臓を支える筋膜を内側からほぐすことができます。

内臓がほぐれると、内臓の代謝が上がり、内臓脂肪が燃焼しやすくなります。そのためメタボ予防やダイエットに効果があります。

また、寝ているときに、「肺式呼吸(口呼吸)」をしていると、胸や肩、背中の筋肉を激しく使います。この緊張状態が朝まで続くと、筋肉は休まらず疲弊してしまいます。

慢性的な肩こりや背中に痛みのある方は、腹式呼吸(鼻呼吸)で寝るための訓練として、朝の目覚めから日中も腹式呼吸を意識してみましょう。

腹式呼吸をすることで、自律神経のオンオフのスイッチが切り替わり易くなるため、朝の目覚めがスッキリします。短時間に目が覚めますのでぜひお試し下さい。

(腹式呼吸のメリットは他にもたくさんあります。)

1.便秘解消(内臓のマッサージ効果)

2.頭痛、冷え、イライラがなくなる、気分が落ち着く、集中力が高まる、よく眠れる(脳内神経伝達物質「セロトニン」が増え、自律神経が整います)

3.姿勢がよくなる(特に反り腰、猫背の方に効果があります)

4.頭痛、肩こりの改善(「セロトニン」が増えるため、痛みが抑制されます)

整体やカイロプラクティックスをうけるときは、「腹式呼吸」で心と体をリラックスすると、関節や筋肉が緩むため施術効果は高くなります。

(腹式呼吸のやり方)

1.まず息を吐きます(おへそを背中に近づけるイメージで、長く細く吐く。初めは(10秒程度)、慣れてきたらさらに長めに行う)

2.次におへそを膨らます感じで、自然にスーツと吸います(5秒程度)

3.目覚めと寝る前にやると、自律神経のスイッチングがスムーズに行えます。

※ 長く吐くことがメインに考えて、吸うことは自然に行います! (2014.03.18)