当院には、自律神経系の症状でご来院される方が時々いらっしゃいます。

 

ご存知のとおり、自律神経は交感神経と副交感神経の相反する2種類の神経で、

 

交感神経は緊張やストレスがあるとき、主に活動的な日中に優位に働きます。

 

副交感神経はリラックス状態にあるとき、主に夜間や睡眠中に優位になります。

 

自律神経のバランスが長らく乱れると、慢性疲労や不眠、動悸や頭痛、不整脈、食欲低下といった症状があらわれます。

Q.簡単に自律神経を整える方法は何でしょうか?

 

A.「呼吸」ですね!

 

「知ってるよ」という方もいらっしゃると思いますが、正しい「呼吸法」をご紹介します!

 

私は狭山市にあるヨガスタジオ「マイトリ」さんに3年ほど通っていまして、日常的に呼吸法を実践しています。

 

私たちはふだん無意識に呼吸をしていますが、その速さや回数を意識的にコントロールすることで、

 

自律神経の交感神経と副交感神経のバランスをとることができます。

 

やり方はとても簡単ですよ!!

 

【複式呼吸】

 

腹式呼吸は、みぞおちの奥にある「横隔膜」を上下して行う呼吸法です。

 

横隔膜が上下して腸が刺激され、副交感神経を優位になります。

 

コツは、吐く時間が吸う時間の2倍以上になるように行うことです。(吐く吸うを40秒〜1分)

 

・背筋を伸ばして胸を広げて、下腹部を凹ませてゆっくりと口をすぼめて吐き切ります。

 

・そして自然に吸います。

 

・慣れるまでは寝てお腹に手を当てて、お腹の動きを感ながらやるといいでしょう!

 

※不眠のある方は、寝る前や夜中に目が冴えて起きたときなどに有効です!

【胸式呼吸】

 

胸式呼吸は、「肋骨の動き」による呼吸法です。

 

肋骨(胸郭)が開き、呼吸筋のストレッチになるため「呼吸が浅い、息苦しい」などの症状に有効です。

 

・姿勢を正して、両手を顔の横に持ち上げ、肘を左右に開きながら、口で「スッ~」と勢いよく息を吸い、胸に空気を溜めます。

 

・一息おいて、肩の力を抜くと肘が下がりますので、息を吐きます。

 

※5回ほど行うと、頭に血液と酸素がめぐり、意識がはっきりとして心身共にスッキリします!

 

【ポイント】

 

「呼吸法」は、毎日、日常的に行うことで、いざと言うときに効果的に使えるようになります。

 

「呼吸法」は、リラックスしたいときだけではなく、気持ちを上げたいときや集中したいときにもとても役立ちますね!(2018-10-10)