もがき苦しんでいるときは、誰でも最悪な気持ちになります。現実から逃れることに必死になるでしょう。
しかし、頑張り続け、壁を乗り越え、目的の成果を実感できたときに、自分を褒めたくなります。
「やれたじゃん!」と。そして、また新たな目標や希望が生まれるのです。
私も、40代でさまざまな症状に打ちのめされ、「人生が終わった…」と、あきらめたときがありました。
しかし、「このまま死ぬわけにはいかない!」、「このまま悔いの残る人生を送りたくない!」と、自分自身を奮い立たせ、鉛のような体を必死に前に進ませたのを今でも鮮明に覚えています。
治療の効果があらわれないうちは、変わる自分を信じて今できることをやってください。
あなたは大丈夫です!小さな積み重ねを繰り返していくことで、必ず症状は良い方へと動き出します。
感情が動けば、脳は動きます。
心が動けば、体も動きます。
頭で考えるだけで止まっていても、何も始まりませんし、症状も良くなりません。
どんどん周りの良き理解者、協力者を巻き込んで、今の辛い症状を伝えるのです。
そして、あなたの胸のうちを喋ることが、症状の緩和につながるのです。
少し前向きな気持ちになれると、心は軽くなり、少しずつ苦痛から解放されていきます。
自分を信じ動いてください。体は応えてくれます。大丈夫です!
私は今、執筆していますが、ここにたどり着くまでに2年近くかかりました。
気持ちが折れかけ、ペンが進まず、何度もあきらめかけました。
どうやっても気持ちが前に進めないときがありました。
1行が書けない…状態が3ヵ月ほど続いた時期もありました。
そんなとき、私はあきらめるのではなく、自分をしずめるために、自分と向き合うのを一時的にやめて本から離れました。
そしてほかのことに気持ちを向けて、気持ちを整えてから、また本に向かいました。
結果、新たな気持ちで自分に向き合え、再開することができました。
私にとって執筆は、楽しい作業ですが、反面苦しいことでもあります。
それにもかかわらず、すでに次の創作意欲が湧いています。不思議です。
私を前に進ませるのは、虚無の怖さだと思います。何かに集中していないと不安になる性格なんだろうと思います。