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) $> ミルキング・アクションって?
ふくらはぎは「第二の心臓」と言われます。その理由は心臓のポンプ機能により、新鮮な血液(酸素や栄養素)を勢いよく、動脈を経由して全身へと流すのに対して、

末端(下半身)に溜まった汚れた血液(疲労物質、老廃物や二酸化炭素)を、静脈を経由して心臓に戻すポンプ機能が「ふくらはぎ」にあるためです。

ふくらはぎの筋肉がしっかりと伸縮することで、静脈に圧力がかかり、重力に逆える強いポンプ機能が働くわけです。この機能を「ミルキング・アクション(乳搾り作用)」といいます。

人の体は、血液の70%が下半身に集中していると言われています。
運動不足や冷える環境が続くと、ふくらはぎが硬く短縮し、ミルキング・アクションが働きにくくなるため、全身のリンパ液の流れも悪くなり、結果、汚れた血液は心臓に戻りにくくなります。

また、全身の器官にも充分な酸素と栄養が行き渡らなくなります。
ふくらはぎの機能低下は、単なる冷え性やむくみなど下半身の不調を起こすだけでなく、血栓による動脈硬化(長時間のデスクワークなど)が原因で、脳梗塞や心筋梗塞の発症原因ともなります。

ふくらはぎのミルキング・アクションを高めるためには、週に3回〜4回、40分程度のウォーキングやランニングを心がけましょう。

心整体院では、肩こり、腰痛、股関節痛、膝痛の原因としても、ふくらはぎの硬さを診ます。ふくらはぎと足首(距踵関節)を施術することで、全身の不調が改善する場合も良くあります。

特に、男性より筋肉量の少ない女性で、不定愁訴(病名の付かない不調)や婦人病がある場合は、ふくらはぎの機能低下が原因かもしれません。一度、ご相談下さい。(2014.02.20)