なぜ、関節音がするのか?
関節は「関節包」という袋に覆われています。また骨と骨の隙間には、関節をスムーズに動かすために潤滑油「滑液」が溜まっています。
関節を急に引っ張たり、曲げると、関節内に圧力が減少し真空状態となります。このとき滑液が気化(キャビテーション)し、それがはじけて消失するとき音を発生します。(気泡消失音)
(鳴らすのを止められなくなり、重症化します!)
当院に頭痛や、首こり(だるい、違和感、痛み)、肩こりでご来院されるお客様の中に、「首を鳴らすクセ」のある方が結構いらっしゃいます。
一般的には、デスクワークなどによる前傾姿勢が続くと、首への負担が大きくなり、血行不良により後頭斜筋などが硬縮し、首・肩こりの症状が表れます。
その際、コリの辛さを一時的に緩和しようと首を鳴らします。実際、関節を鳴らすと、一瞬スキッとしたり、爽快感を感じます。
しかし、一旦鳴らし始めると、さらに強く捻るようになり、関節も段々と緩んでゆき(亢進)、軽く傾けるだけで音が鳴るようになります。
この状態になると、周辺の筋肉が損傷し、頭痛や首こりなどの症状が起こります。重症化(概ね1日10回以上、1ヶ月以上)すると、鳴らさないと苦しくなり止められなくなります。
首を鳴らすクセのある方は、ご自身で慢性的な首・肩こり、頭痛を招いている場合があります。お気を付け下さい。
心整体院では、お客様に「2週間程(辛い場合は患部を冷やす)、首を鳴らさないように」お願いしています。
そうすることで、首の周辺(筋肉)の炎症が治まり、首の関節、筋肉も安定してきます。
実際、鳴らすことを止めて、症状が治まってお客様がいらっしゃいます。意識して我慢してみて下さい。
(カイロプラクティツクスによる矯正との違い)
ちなみに、当院で行っている頸椎の矯正(歪みの調節)と、お客様が自ら首を鳴らす行為とは全く別のことです。
矯正は、痛みや症状の原因となっている「関節の可動域の消失個所(サブラクセーション)」を触診で特定し、特定した椎骨のみを関節面に合理的な力をかけアジャスト(調整)します。
一方、ご自身で鳴らす場合は、サブラクセーションとは関係のない同じ椎骨を常に動かしている状態です。(不調の原因をあえて作っているわけです)
(セルフケア)
長時間のデスクワークなどで、首のコリを感じたら、前にゆっくりと無理のない範囲で動かします。そして左右にゆっくりと目線は平行のまま回旋します。
(※首をグルグル回したり、後ろに強く曲げないように注意して下さい。)(2014.02.15)
関節は「関節包」という袋に覆われています。また骨と骨の隙間には、関節をスムーズに動かすために潤滑油「滑液」が溜まっています。
関節を急に引っ張たり、曲げると、関節内に圧力が減少し真空状態となります。このとき滑液が気化(キャビテーション)し、それがはじけて消失するとき音を発生します。(気泡消失音)
(鳴らすのを止められなくなり、重症化します!)
当院に頭痛や、首こり(だるい、違和感、痛み)、肩こりでご来院されるお客様の中に、「首を鳴らすクセ」のある方が結構いらっしゃいます。
一般的には、デスクワークなどによる前傾姿勢が続くと、首への負担が大きくなり、血行不良により後頭斜筋などが硬縮し、首・肩こりの症状が表れます。
その際、コリの辛さを一時的に緩和しようと首を鳴らします。実際、関節を鳴らすと、一瞬スキッとしたり、爽快感を感じます。
しかし、一旦鳴らし始めると、さらに強く捻るようになり、関節も段々と緩んでゆき(亢進)、軽く傾けるだけで音が鳴るようになります。
この状態になると、周辺の筋肉が損傷し、頭痛や首こりなどの症状が起こります。重症化(概ね1日10回以上、1ヶ月以上)すると、鳴らさないと苦しくなり止められなくなります。
首を鳴らすクセのある方は、ご自身で慢性的な首・肩こり、頭痛を招いている場合があります。お気を付け下さい。
心整体院では、お客様に「2週間程(辛い場合は患部を冷やす)、首を鳴らさないように」お願いしています。
そうすることで、首の周辺(筋肉)の炎症が治まり、首の関節、筋肉も安定してきます。
実際、鳴らすことを止めて、症状が治まってお客様がいらっしゃいます。意識して我慢してみて下さい。
(カイロプラクティツクスによる矯正との違い)
ちなみに、当院で行っている頸椎の矯正(歪みの調節)と、お客様が自ら首を鳴らす行為とは全く別のことです。
矯正は、痛みや症状の原因となっている「関節の可動域の消失個所(サブラクセーション)」を触診で特定し、特定した椎骨のみを関節面に合理的な力をかけアジャスト(調整)します。
一方、ご自身で鳴らす場合は、サブラクセーションとは関係のない同じ椎骨を常に動かしている状態です。(不調の原因をあえて作っているわけです)
(セルフケア)
長時間のデスクワークなどで、首のコリを感じたら、前にゆっくりと無理のない範囲で動かします。そして左右にゆっくりと目線は平行のまま回旋します。
(※首をグルグル回したり、後ろに強く曲げないように注意して下さい。)(2014.02.15)